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ギャラリー
「男の花道稽古場風景」 72.7 × 60.6cm 2023
2022年 宮町組 高砂山
外題: 男の花道より
振付の市川段四郎先生苦心の決めポーズである
それに懸命に応えようとする稽古着姿の役者たちが初々しい
外題: 男の花道より
振付の市川段四郎先生苦心の決めポーズである
それに懸命に応えようとする稽古着姿の役者たちが初々しい
「海女 千鳥の夕渡り」 72.7 × 60.6cm 2023
2022年 祝町組 鳳凰山
外題: 平家女護島 俊寛 鬼界ヶ島の場より
別々のショットの組み合わせて つなげている
それが夢の続きのような具合にも見えればよいのだがー
外題: 平家女護島 俊寛 鬼界ヶ島の場より
別々のショットの組み合わせて つなげている
それが夢の続きのような具合にも見えればよいのだがー
「師匠と弟子たち」 80.3 × 65.2cm 2023
2022年 大手町組 壽山
外題 : GOEMON 石川五右衛門より
師匠 水口一夫先生の周りに役者たちが集う
母親役の役者が 泣きながら師匠にすがりつく
それを師匠が優しく抱き留める
男気のGOEMONの目にも 光るものがある
演技の高揚感はまだ皆の胸で高鳴り続けている
誰もがこの場を去りそうにない
外題 : GOEMON 石川五右衛門より
師匠 水口一夫先生の周りに役者たちが集う
母親役の役者が 泣きながら師匠にすがりつく
それを師匠が優しく抱き留める
男気のGOEMONの目にも 光るものがある
演技の高揚感はまだ皆の胸で高鳴り続けている
誰もがこの場を去りそうにない
「仙谷権兵衛の千穐楽」 80.3 × 65.2cm 2023
2022年 大手町組 壽山
外題 : GOEMON 石川五右衛門より
千穐楽までの長丁場を乗り切った役者たち
安堵する一方で まだ舞台の興奮は冷めやらない
あでやかな衣装に身を包んだ権兵衛の周りに集い
近しい人たちが 笑顔で祝福する
外題 : GOEMON 石川五右衛門より
千穐楽までの長丁場を乗り切った役者たち
安堵する一方で まだ舞台の興奮は冷めやらない
あでやかな衣装に身を包んだ権兵衛の周りに集い
近しい人たちが 笑顔で祝福する
「長浜旧駅舎」 41.0 × 31.8cm 2023
1882(明治15)年の建築。現存する最も古い駅舎とされる
現在は駅から南に踏切を一つ越えた線路沿いに建つ
芝生の庭の奥 レンガ造りの建物は当時の風情を忍ばせる
現在は駅から南に踏切を一つ越えた線路沿いに建つ
芝生の庭の奥 レンガ造りの建物は当時の風情を忍ばせる
「琵琶湖を望む豊公園の散歩道2」 45.5 × 38.0cm 2023
様々に曲がりくねった木々が立ち並ぶ散歩道は
過ぎ去った歴史の経過を物語るようだ
先に広がる穏やかな琵琶湖の姿に心が和む
過ぎ去った歴史の経過を物語るようだ
先に広がる穏やかな琵琶湖の姿に心が和む
「琵琶湖を望む豊公園の散歩1」 45.5 × 38.0cm 2023
湖面から吹き付ける風で曲がりくねった木々が
両側に茂る散歩道 日も早く
穏やかな木漏れ日の中を歩く人々は そう多くはない
両側に茂る散歩道 日も早く
穏やかな木漏れ日の中を歩く人々は そう多くはない
「米川支流 長浜駅近く」 41.0 × 31.8cm 2023
長浜まちなかを流れる米川
かつては 日々の洗い物 ちりめんの洗いにも使われ町の人々の生活を支えた
この先は蛇行して 川幅も広がり 緩やかに琵琶湖河口へと続く
かつては 日々の洗い物 ちりめんの洗いにも使われ町の人々の生活を支えた
この先は蛇行して 川幅も広がり 緩やかに琵琶湖河口へと続く
「静御前の出立 」72.7×60.6cm 2021
鈴木忠信 (実は源九郎狐の化身)は 追手 逸見藤太 を退ける
忠信に助けられた静御前は 吉野山中を あでやかな旅姿で落ち延びてゆく
その目に映るのは あたりに舞い散る山桜の花びらだろうか
2021年 春日山 義経千本桜 静御前の夕渡りの情景より
忠信に助けられた静御前は 吉野山中を あでやかな旅姿で落ち延びてゆく
その目に映るのは あたりに舞い散る山桜の花びらだろうか
2021年 春日山 義経千本桜 静御前の夕渡りの情景より
「新竹取物語の後で」72.7×60.6cm 2021
歌舞伎の演技は 子ども役者を 言わば天上の舞台に押し上げる
子どもを そこから無事に帰還させるのは 父の役割となる
立派に役を演じ終えた息子を 父は文字通り 渾身の力をこめて
現実の世界に担ぎ下ろすのである
2021年 諫皷山 新竹取物語 上演後の情景より
子どもを そこから無事に帰還させるのは 父の役割となる
立派に役を演じ終えた息子を 父は文字通り 渾身の力をこめて
現実の世界に担ぎ下ろすのである
2021年 諫皷山 新竹取物語 上演後の情景より
「夕渡りの静御前」 72.7×60.6cm 2021
母親に付き添われて 夕渡りをする静御前
曳山祭の表舞台に立つのは男性に限られていたのだが
今年は[招き]と呼ばれる役者の看板を携えて参列する
母親が多く見られた
曳山祭も時代の変化と無縁ではないのだろうか
2021年 春日山 義経千本桜 静御前の夕渡りの情景より
曳山祭の表舞台に立つのは男性に限られていたのだが
今年は[招き]と呼ばれる役者の看板を携えて参列する
母親が多く見られた
曳山祭も時代の変化と無縁ではないのだろうか
2021年 春日山 義経千本桜 静御前の夕渡りの情景より
「夕渡りの佐藤忠信」72.7×60.6cm 2021
逸(はや)る思いに駆(か)られ元の狐の姿を垣間見せながらも 忠信は先に旅立った静御前を追う
忠信が追い求めるのは静御前が持つ母狐の皮が使われた 初音の鼓(つづみ)なのか それとも
静御前その人なのか ゆれる元信の思いが募(つの)るうちに幕となる
2021年 春日山 義経千本桜 佐藤忠信の夕渡りの情景より
忠信が追い求めるのは静御前が持つ母狐の皮が使われた 初音の鼓(つづみ)なのか それとも
静御前その人なのか ゆれる元信の思いが募(つの)るうちに幕となる
2021年 春日山 義経千本桜 佐藤忠信の夕渡りの情景より
「伽羅先代萩の稽古場情景」 2021
栄御前(舞台右手)は毒入り菓子を持参し 若君鶴千代の暗殺を謀る
事態を察知した乳母の正岡(中央左手)は何とか断ろうとするが
毒味係の千松(左手背後)はひもじさもあって鶴千代(中央)が持つ菓子を奪い取り自らの口に運ぶのだった
2021年 青海山 伽羅(めいぼく)先代(せんだい)萩(はぎ) 御殿の場 稽古場情景より
事態を察知した乳母の正岡(中央左手)は何とか断ろうとするが
毒味係の千松(左手背後)はひもじさもあって鶴千代(中央)が持つ菓子を奪い取り自らの口に運ぶのだった
2021年 青海山 伽羅(めいぼく)先代(せんだい)萩(はぎ) 御殿の場 稽古場情景より
「花祭長浜城」45×120cm(余白含む) 2021
水口一夫先生による 歌劇 フィガロの結婚 にちなむ作
長浜城で繰り広げられるラブコメディである
腰元 鈴絵 と近習 福江五郎 の初々しい恋に
秀吉公 奥方ねね らが絡む
2017年 諫皷山 花祭長浜城の情景より 朝日家所蔵
長浜城で繰り広げられるラブコメディである
腰元 鈴絵 と近習 福江五郎 の初々しい恋に
秀吉公 奥方ねね らが絡む
2017年 諫皷山 花祭長浜城の情景より 朝日家所蔵
「しゃぎりの人々1」109.5×70.6cm 2020
囃子(しゃぎり)の音色は明るくも どこか物悲しく また懐かしさにあふれている
街のそこかしこから流れてくるその音色は 人々の心を浮き立たせ
否応なく祭の雰囲気を盛り上げる
子どもたちの ひたむきな演奏も 心を惹きつける
2018年 大手門通りで演奏する囃子(しゃぎり)保存会の人々
街のそこかしこから流れてくるその音色は 人々の心を浮き立たせ
否応なく祭の雰囲気を盛り上げる
子どもたちの ひたむきな演奏も 心を惹きつける
2018年 大手門通りで演奏する囃子(しゃぎり)保存会の人々
「しゃぎりの人々2」72.7×60.6cm 2020
4月13日 夕渡り 沿道の観衆の拍手喝采をあびながら練り歩く役者たちの
後ろから各山組の囃子(しゃぎり)の一隊がにぎやかに演奏しながら行進する
2018年 孔雀山の夕渡りの情景より
後ろから各山組の囃子(しゃぎり)の一隊がにぎやかに演奏しながら行進する
2018年 孔雀山の夕渡りの情景より
「しゃぎりの人々3」 72.7×53cm 2021
大手門通りの両側を埋める観衆の間を練り歩く 囃子(しゃぎり)の人々
観衆の中には 懐かしい顔見知りも見られる
2014年夕渡りの情景より
観衆の中には 懐かしい顔見知りも見られる
2014年夕渡りの情景より
「しゃぎりの人々4」72.7×60.6cm 2021
囃子(しゃぎり)は 舞台に立てない女子たちの活躍する場でもある
現代風のファッションの上から羽織ったそろいの法被(はっぴ)姿とその演奏は
祭に華やかな彩をそえる
2018年御堂前組の夕渡りの情景より
現代風のファッションの上から羽織ったそろいの法被(はっぴ)姿とその演奏は
祭に華やかな彩をそえる
2018年御堂前組の夕渡りの情景より
「裸参り1」72.7×60.6cm 2022 制作中
4月9日‐12日夜 若衆の一群が八幡神社 豊國神社 に参詣し
祭の無事開催 子ども役者の健康 さらには 良きくじ運 を祈願する
くじによって 自山の演技の順が決まる
2019年 神戸(ごど)町(まち)組 孔雀山の裸参り
祭の無事開催 子ども役者の健康 さらには 良きくじ運 を祈願する
くじによって 自山の演技の順が決まる
2019年 神戸(ごど)町(まち)組 孔雀山の裸参り
「裸参り2」2022(制作中)
未入力
「裸参り2」72.7×60.6cm 2021(未制作)
祭を立ち上げるための 数々の実務を担うのは各山の若衆たちである
その仕事は 資金の調達から細かな雑用 さらには子ども役者の世話や
稽古のサポート等々 祭の準備段階から千穐楽まで 休む暇はない
春の夜寒の中の過酷な行事 裸参りも若衆の役割の一つである
2019年 伊部町組 翁山 祝町組 鳳凰山 の裸参りより
その仕事は 資金の調達から細かな雑用 さらには子ども役者の世話や
稽古のサポート等々 祭の準備段階から千穐楽まで 休む暇はない
春の夜寒の中の過酷な行事 裸参りも若衆の役割の一つである
2019年 伊部町組 翁山 祝町組 鳳凰山 の裸参りより
「御幣持ちの少年たち」72.7×60.6cm 2021
御幣迎えの儀: 4月13日早朝 十三の全山組が 長浜八幡神社に詣で
祭りの安全を祈願し それぞれの曳山に飾る 御幣 を授かる
御幣は 御幣史 御幣持ちの少年たちによって自町に持ち帰られる
役に選ばれた少年たちの家族は その栄誉を大いに寿ぐのである
2021年 諫皷山 町屋前の情景より
祭りの安全を祈願し それぞれの曳山に飾る 御幣 を授かる
御幣は 御幣史 御幣持ちの少年たちによって自町に持ち帰られる
役に選ばれた少年たちの家族は その栄誉を大いに寿ぐのである
2021年 諫皷山 町屋前の情景より
「祭の朝 安藤家」50×60.6cm 2021
御幣迎えの儀(4月13日朝)を想起しながら描いた風景画である
2018年 安藤家前の情景より
2018年 安藤家前の情景より
「河口の入江」72.7×60.6cm 2020
穏やかな日差しのなか 少年たちが魚釣りに興じる
「早春賦 米川の流れと少年」50×60.6cm 2021
早春の午後 はるか伊吹山には まだ白い雪が残る
自転車に乗る少年は 後に描き加えられた
2020年長浜八幡神社裏 宮前町 米川支流の情景
自転車に乗る少年は 後に描き加えられた
2020年長浜八幡神社裏 宮前町 米川支流の情景
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